昭和が終わった日、私は高校の教室で友達と、
「何になるんだろうね」と話してたシーンが今でも頭に浮かびます。
そして、故小渕首相が「平成」と書いた紙を手にしてるあの画面も昨日のことかと思うくらいに鮮明に覚えています。
*2019年3/18の朝のニュースで「平成」と持ってたのは、小渕官房長官だったと知りました。
完全に首相だったと勘違い。ちなみにその時の首相は竹下さんでした。平成おじさんの小渕さんの方が印象に残ってしまいました!!
でも、あれから30年。そして今年、新しい年号が始まる。
30年って長いですよ。私は昭和生まれだけど、昭和はたったの16年しか生きていないんですから・・・
約倍の年月を平成で過ごしました。
1/20 満月の前日、「平成史」というテレビ番組に安室ちゃんが出てました。あれを見たからか、トイレでふと「私の平成」が走馬灯のように映し出されました。
13歳
母親を亡くし、家事と勉強と部活のトリプル中学生活をしていました。
15歳
父親が再婚しました。それから私は家事をしなくなりました。
家族との時間をあまり持たなくなりました。そういうのがへそ曲がりなひねくれた性格を作り、トラウマだったり、どこか引きずってきたところがありました。
しかし、今回の映し出されたものは、そうではなくて・・・
私は、家事から解放され、家族から解放され、自由を手に入れたんだな~と思ったんです。
短大
部活がしたくて、今までやってたバスケではなく、バレーを始めた。
英文科にせっかく入ったのに、周りの人の英語力についていけず、英語が大嫌いになった。
そしたら、必要最低限の授業だけ出て、私は自由だった。嫌なことはしない!!やりたいことだけする!!この時から備わってしまったみたいですね~
社会人
短大の時に友達に連れてってもらったスキーにはまって、スキー用品店(ヒマラヤ)に就職。
母親が生きていたら、私はもっとお堅い職業に就かされてたはず。と思う。
まだまだ発展途上の会社だったから、何もしばりがなく自由だった。先輩もどんどん新店舗に行ってしまい、知らない間にほんとに好きにやれるようになった。
会社が大きくなり、いろいろ決まりごとができて今の体制になったのは、私が辞めたあと・・・
沖縄生活
社会人になって取得したダイビングにはまり、そして何よりも沖縄にはまり、タイミングよく沖縄に来ることができた。
そして2年後、自分の店舗を持った。
独立心はなく、会社というバックがありながらもそこを任される!!これほど私に合った環境はなかったのでここでも自由にやらせてもらいました。
必要な時に、必要なパートナーと出会い、別れもあり、1人の時は、モグ(愛犬)がいて、私は常に1人じゃなかった。
結婚
結婚生活も自由だった。最初から遠距離婚だったので・・・
離婚したけど、宿を始めてまた1人じゃなくなった。
そして、また新しいパートナーに出会い、2回目の結婚ができた。
辛いことがなかったわけじゃない。でも、私の平成は、一言で言うと
「自由」でした。
さあ、次の年号はいったいどんな言葉が似合う人生になるんだろうか・・・
そんな風に30年の歴史をたどってみたら、意外と違うベクトルから自分が見えました。
自由と思ったら、すべてのことに感謝しかない。
私を置いて先だった母親にも、再婚してくれた父親にも、そして新しい母親にも、出会ってくれたパートナーたちにも、そしてモグにも。
もちろん、もちろん出会ってくれたすべての人にも(笑)
自分が持ってた思い、重荷、そんなものが吹っ飛びました。
3/17昨日、ある人が話してくれたことが心に響いたので、付け加えます。
原爆で父を亡くし、同時多発テロで息子を亡くした方の話。
「そんな辛い体験をされたので、みんなの前でその話をしてほしい。」
と言われて、何を話そうかと考えた時、ふと思ったらしいです。
「憎しみや恨みを持ち続けていたら、何も変わらない。憎しみを、恨みを断ち切らないと何も変わらない。と」
私もたぶん、親を恨んだり憎んだり、人のせいにして自分を悲劇のヒロインにでも仕立ててきたんだと思う。
「自由」という言葉にたどり着いた瞬間、そんな気持ちから断ち切れた気がしますした。
今回の話を1人のゲストにはしたんだけど、忘れないようにメモのつもりでブログを投稿します。
読んでくれてもいいし、読まれなくてもいいブログ。
でももし読んでくれた人が、同じように平成30年を振り返ってみて、何か感じてくれたら嬉しい。
それとね、
最近、私聞き役に回ることが多くてね・・・
私も、「自分の話したい!!」よりも、最近は少しきっかけを作ってあげると知らない人同士のゲストさんもどんどん話がはずむから、
「聞いてあげたい」の気持ちの方が強いかな?
こうして話したいことはブログに残せばいいんだ~てね。
大好きな友達のブログの締めくくりをパクります!!
いつも読んでいただきありがとうございます。
愛と感謝をこめて
かず
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