日本のお盆、終わっちゃいましたね。
昔々は日本のお盆も旧暦の7/15だったとか…
そ、沖縄は中国文化が根付いてるので今でもお盆は旧盆、旧暦の7/15になります。今年は8/25がその日にあたります。
8/13〜16の日本のお盆は休みではない、沖縄。その代わり8/23〜25もしくは26にお休みする企業様、お店多いです。
さて、お盆といえば、お墓参り。ですよね!
沖縄ではお墓参りはしません。でも、本日旧暦の7/7はお墓掃除の日です。今日はやっと雨が上がって掃除日和、よかったです。
三重城です。
いつもケラマに向かう船がある港から少し行ったところにあります。
離島や県外の亡くなった方を参りたい時、遠いのでここでお通しすると昔からの言い伝えです。確か、小説「テンペスト」にも出てたので琉球王朝時代から、それより前かもしれない。
祠もあります。
ここでちょっと私事の話しますね。
友達のお父さんが病気になって、いろいろ考えさせられる年代になってきました。寄り添ってあげてるつもりが案外ドライなことを言ってしまって心ない人間だななんて思ったりもしました。
そんな中、私も33年前のことを思い出すことが多くありました。
母親が脳溢血で逝ってしまったあの日。
何の前触れもなく逝ってしまった母親を恨むことはなかったにしろ、余命宣告ある癌っていいな〜。だって寄り添える時間があるんだからと思ったことはありました。
あるゲストが3年前に亡くなった父親のことを話してくれました。癌で寄り添い続け、力尽きてく姿も見届けたと…
辛いことも教えてくれました。
その話を聞いた時、私達に辛いお思いをさせず、きれいな姿で逝った母親は良かったんかな?
実は、最後に話をしたのは私でした。夜寝る前にお話してお休みと言って起きてこなかった。
あの時、何の話したんだろう?最後に何言ってくれたんだろう?そればかり気になっていました。
でも、最近ふと思うことがありました。あの時すでに呂律おかしかったんかな?頭痛かったんかな?全然気づかなかった自分を責めることはしないにしても、気づいてたら何か変わっていたのだろうか?と
では、仮に私が気づいて一命を取り留めたとして、障害がないわけはなく、小学生と中学生の子供に障害の母親、私達の人生はどうなってたんだろうか…
人の死って重い。
何をしてたら、何をしなかったとしたら…なんて正解はない。
何をしても後悔する。
でも、この年になってやっと、私は母親には感謝しかないというところに辿り着きました。
33年かかりました。やっと安心して成仏できますわって言ってますね〜笑笑
5年前、母親の生きた年を超え、3年前に妹も超え、何かホッとしたというか、ある人生の目標を達成できた。これからは母親が知らない人生を生きるんだって。
今回のこの話をずっと支えてくれてた方にお話したら、
お盆にお墓参りできない私のために、ここでお参りさせてくれました。
33回忌だし、ほんとは豪勢なご馳走並べるんだけどね〜って笑笑
そして、このタイミングで昨日片付けしてたら母親の日記なるものを昔実家から持ってきたのが出てきました。
ある日の日記、成人式だったみたい。自分は10年前に終わってその思い出と、次は子供達にしてあげなきゃって書いてました。
母親は私達の成人式の姿を見る前に旅立ちました。
でもいいよね?ま、とりあえず大きく育ちましたから笑笑
妹にはちゃんと子供達の成人式迎えてあげてほしいと姉のさらなる目標ができましたわ〜
お盆だからいいでしょうか?
ご静聴ありがとうございます😊
みなさんの大切な人が、そして私の大切なみなさんが大往生できますように!
来週、沖縄のご先祖様が帰ってこられます。一段と賑わう沖縄です。
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